インフルエンザの治療薬

■主なインフルエンザ治療薬

2020年2月4日現在、本邦で主に使われるインフルエンザ治療薬のうち、内服または吸入薬は4種類あります。

発売日順に、タミフル、リレンザ、イナビル、ゾフルーザで、タミフルとゾフルーザが内服薬、リレンザとイナビルが吸入薬です。

その他、ラピアクタという点滴もあり、重症例や、内服、吸入が困難な方に使用されることがあります。また、アマンタジンという内服薬もA型のインフルエンザ治療薬として使用されていましたが、現在では耐性ウイルスが多く、ほとんど処方されません。また、アビガンというパンデミックインフルエンザに対する薬もありますが、これは国の判断で投与が検討されるものであり、通常の季節性インフルエンザの治療薬ではありません。

■それぞれの治療薬の特徴

タミフルは、1日2回、5日間服用するカプセルまたはドライシロップ(粉薬)です。幼小児から成人まで幅広く使用できます。後発医薬品(ジェネリック)もあり、比較的安価です。

リレンザは、1日2回、5日間吸入する薬です。小児にも成人にも適応がありますが、上手く吸えないと使えないので、小学生以上でないと難しいことが多いです。

イナビルは1回だけの吸入で終わりの治療薬です。小児、成人とも適応がありますが、リレンザ同様、上手く吸入できない小さなお子さんには不向きです。2019年6月に、ネブライザ製剤が発売されました。乳幼児や高齢者にも使いやすいと思われますが、使用するネブライザ装置に規定があるため、治療を行う施設は限られます。

ゾフルーザは、1回の内服で終わる錠剤です。2018年3月に発売された新しい薬ですが、主にその簡便さから、急速に使用が広まっています。体重により使用量が異なり、80㎏以上の成人は4錠(40㎎)の服用が必要で、コストが高くなるのが難点です。

インフルエンザの治療薬

■使用上の注意

いずれの薬でも、小児・未成年者では、薬剤との因果関係は不明ですが、異常行動の報告があり、少なくとも発熱から2日間、転落等の事故防止を講じることとされています。

出典:インフルエンザ診療マニュアル2019-2020シーズン版(第14版) 日本臨床内科医会インフルエンザ研究班編、今日の治療薬2020 南江堂

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