B型慢性肝炎の核酸アナログ療法

本邦でのB型肝炎ウイルス(HBV)の感染率は約1%です。おおよそ9割の方は経過中に非活動性キャリアとなり病態が安定しますが、残りの約1割の方は、ウイルスの活動性が持続して慢性肝炎の状態が続き、年率約2%で肝硬変へ移行し、肝細胞癌、肝不全に進行します。

核酸アナログ製剤は、HBVの増殖を直接抑制する薬で、ウイルスを抑え、肝機能(ALTなど)を改善します。継続して服用することで効果を発揮しますが、中止すると高頻度にウイルスが再増殖して肝炎が再燃します。

2000年に最初の核酸アナログ製剤が発売され、現在では5種類の核酸アナログが保険適用となっています。初期のものは、耐性ウイルスの出現や、腎機能障害や骨粗しょう症などの副作用が問題となっていましたが、最近発売されたエンテカビル(ETV)や、テノホビル・アラフェナミド(TAF)では、これらがほぼ解決されています。

B型慢性肝炎治療の目標は、肝硬変への進展、肝不全および肝臓癌発生の抑止です。核酸アナログの服用により、これらのリスクを低減させることができます。必要な方は時機を逃さず治療を始めることが重要です。

糖尿病性腎症病気分類

慢性肝炎であれば、基本的にはALT(GPT) 31以上、HBV DNA 3.3LogIU/mℓ以上が治療対象です。肝硬変の場合はHBV DNA陽性であれば治療の対象となります。

出典:B型肝炎治療ガイドライン(第3版)2017年8月 (日本肝臓学会)

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